ファミマ無人決済店舗「ファミマ!!サピアタワーS店」が3月31日にオープン!
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2021年3月31日、ファミリーマートとTOUCH TO GOは、無人決済システムを採用した「ファミマ!!サピアタワー/S店」を東京駅に隣接したサピアタワーにオープンさせました。
店舗面積55㎡、その店舗内の天井に設置された48台のカメラや棚にあるセンサーを通じ、利用者が手にした商品の情報をリアルタイムで把握できます。決済エリアにやってくるとディスプレイに購入予定の商品・金額が表示され、現金やカード、電子マネーなどの各種決済手段にて支払いを完了。退店まで店員に接触することもがないため、現在のようなコロナ禍に非常にマッチした店舗形態として注目されているものです。商品の認識率は95%と100%ではないものの、非常に高い精度を誇ります。
取扱品目は約700、一般的なファミリーマートの商品点数と変わらないほどの品揃えを実現しています。
今のところ完全無人というわけにはいかず、バックヤードにはスタッフが品出し要員として待機していますが、基本的には売り場にスタッフはおりません。トラブルが起きやすいレジ周りは遠隔監視を行い、万が一問題が発生した場合にはすぐに対応にかけつけられる体制が整っています。
このような店舗が広がる背景には、コロナ禍のような接触機会を減らす目的や人件費の削減、さらには小規模スペースでの出店展開への展望といったことが挙げられます。
現在コンビニ業界の第3位に位置するファミリーマートとして、さらなる上を目指す新たな一手となるのかどうかが注目されることでしょう。