中京エリアに2021年新規オープンする商業施設

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アートやネイチャーとの融合といった新たな価値を提供し続ける商業施設。コロナ禍で暗い話題が多い昨今ですが、明るいニュースを届けてくれる商業施設の存在は街や人々の希望にもなっています。

そんな中、中京エリアでも「ワクワク感」「癒し」「自然との共存」などのコンセプトを詰め込んだ新規スポットが2021年夏以降にお目見え予定です。

どんな施設がオープンするのか、その内容を詳しく見ていきましょう。

【中京エリア】

愛知県 「イオンモール ノリタケの森 」

「ノリタケの森プロジェクト」と称されるオフィス複合型商業施設の大型開発案件。2027年開業予定のリニア中央新幹線に向け、名古屋駅から北東1㎞に位置するエリアに建設が予定されています。今後も複数のビックプロジェクトが動く見込みで、企業オフィスの集積や人口増加が見込まれているようです。

コンセプトは「Common Base」。1~3階部分にはスーパーやレストラン、フィットネスなどが入居するほか、名古屋の新しい生活基盤を目指すべく、働く場×サービス×環境を融合したライフスタイルオフィスも併設。

近代的な施設ではありますが、窓から自然が望めるように設計されたショップも多く、くつろぎに適した緑豊かな環境デザインにも力を入れています。

また同敷地内にはギャラリーや記念館、大学のサテライトキャンパスなどが併設される見込みとなっており、文化や産業、情報などの発信基地としても目が離せません。

オープン日:2021年秋予定

URL:未定

住所:愛知県名古屋市西区則武新町三丁目

愛知県 「春日井商業プロジェクト 」

「ザ・モール春日井店Part1」の跡地で開発が進められている「春日井商業プロジェクト」。

施設のコンセプトには「KASUGAI NATURE LINK~都市と自然を結ぶ、都市と自然を享受する~」というスローガンが掲げられています。洗練された施設デザインでありながら、自然をプラスすることで、都市と自然の両方を一度に楽しめる施設づくりを目指しているようです。

施設内部は自然素材をふんだんに使用したシンプルなデザインで、居心地の良い空間を演出。1階部分にはフードエリア広場やメインエントランスが大きく設けられ、定期的にマルシェやイベント、地域の交流の場が開催される予定となっています。

またプレスリリースによれば、2階は専門店街、3階部分はアミューズメントエリアとなっており、合計で70テナントほどが入居する見込みです。

オープン日:2021年秋予定

URL:未定

住所:愛知県春日井市六軒屋町字東丘22番地

このように、名古屋では「自然との共存」や「地域コミュニティの活性化」をコンセプトにした商業施設の開業が相次いで予定されていることがわかります。

この傾向は全国的にも同様であり、ショッピングセンターの存在意義は「モノを買うための施設」から「新たな価値・体験を感じる施設」へと変わりつつあるようです。