無人決済システム導入に向け「トモニー」で新たな取り組みが実施
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西武線の駅ナカコンビニ「トモニー」の西武新宿線中井駅において、西武鉄道とファミリーマートの共同プロジェクトでTOUCH TO GO開発による無人決済システム導入が2021年の夏を目途に展開されることが発表され、期待が高まっています。
この無人決済システムは、手にした商品を設置したカメラで自動認識、リアルタイムで商品識別を行い、あとは商品を持ってレジへ向かうだけ。自分で商品をスキャンすることもなく、決済エリアに立つと購入商品と金額が表示される仕組みです。決済手段も現金だけでなくキャッシュレス決済(電子マネー)にも対応。
実際のところ無人決済が出来るというだけで、商品補充や緊急対応時の人員はバックヤードに待機しているため、完全無人というわけにはいかないのが現実ですが、有人店舗と比べると運営側として初期投資は当然かかるものの、ランニングとしての店舗運営コストを下げることが出来ますし、ユーザーにとっては店員との接点がなくコロナへの危険性も最小限に買い物ができるといった双方にメリットが高い施策と言えそうです。
このような無人決済システムを導入している店舗は都内にまだほんの数店舗ではあるものの、一定数の需要や安全面(防犯上の問題)、オペレーション課題がクリアできれば一気に拡大が見込めることでしょう。