いらない服をリサイクルに!アパレル業界の衣料品回収サービスとは?

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皆さんは着なくなった服をどうしていますか?リユースのお店に売りに行ったり、売ってもお金にならないので捨ててしまったりすることも多い服ですが、アパレル業界でもSDGsに代表されるサステナビリティ(持続可能性)に関する取り組みが広く取り組まれるようになってきており、衣料品回収を行う企業は増えているように感じます。

ユニクロやジーユーでは、自社製品の場合に限り国内店舗の店内に回収ボックスを設置して着なくなった服を回収しています。これらの服は被災地や難民支援に有効利用されていくため、まさに持続可能な社会実現に貢献するものとなっているのです着られる服としてリサイクルできないものについては、自動車の制振材(揺れを抑制して共振を減少させる材料)などに使用されることもあります。

またH&Mでは、自社ブランドに限らず他ブランドも含め衣料品回収を行っています。点数に限らず1袋分の衣料品を持ち込むと3,000円以上の購入の際に利用できる500円割引クーポン券が付与されるということもあり、人気サービスです(1日1人2枚まで)。

洋服の青山でも同様に、他ブランドでもOKのスーツの下取りをはじめ、ワイシャツやベルト、バッグ、ベルトなどの小物類まで回収するサービスを行っています(1人1アイテムにつき5点まで)。下取り時には10%オフクーポンを配布しており、販促活動の一部を担っています。

他にも多くの企業で服の回収サービスを行っていますが、店舗に持っていく際には「自社製品のみ」なのか「他社製品も可」なのかは確認しておくとよいでしょう。

着られる服としてリサイクルできないものについては、新しい生地や繊維にリサイクルされたり、自動車の制振材(揺れを抑制して共振を減少させる材料)などに使用されたりすることもあるようです。店舗回収される我々の着られなくなった服が何かしら誰かの役に立つものに生まれ変わると思えば、とても気持ち良く提供できるのではないでしょうか。