ECシステムの構築ならパッケージ導入はいかがですか?2021年おすすめのECパッケージを紹介

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ECサイトを構築するにはいくつかの方法がありますが大きく分けると3つ、自社の要望をすべて叶えるべくシステム会社に依頼し0から構築する「スクラッチ開発」、すでに出来上がったECサイトに出店する「モール出店」、そしてシステム会社が開発した汎用的なECプラットフォームを利用する「ECパッケージ利用」といったものがあります。

いずれのサービスにおいてもメリット・デメリットがありますが

スクラッチ開発の場合、メリットとして自社の要件をすべて取り入れることができる反面、開発コストが数百万~数千万かかることや構築期間が長いこと、集客をゼロから行わなければならないため認知されるまでに一定の期間を要してしまうといったことがデメリットとなります。

モール出店の場合には、すでに出来上がったモールでの出店展開のため集客は比較的しやすいことや商品登録などがしやすい点はメリットですが、競合が多く沢山の商品の中で埋もれてしまったり、カスタマイズが限定的となってしまったりすることにやや不満が残ります。

ECパッケージ利用は、モール出店に比べるとカスタマイズ自由度が広がるので、より自社の理想に近しい店舗にできるものの、導入コストがスクラッチ開発ほどではないにせよかかるケースもあります。とはいえ最近ではコロナ禍やオンラインショッピングの一般化に伴うEコマースの需要ニーズの高まりから、以前と比べると安く利用できるようになっています。

さて、2021年現在ECパッケージで人気のショップを3つほど取り上げてご紹介しておきましょう。

まずは「BASE(URL: https://thebase.in/)」。これまで150万ショップの開設実績があるBASEは、好きなテーマやデザインパーツを選び、カスタマイズするだけでショップのデザインが完成。少しhtmlの知識がある方ならさらにカスタマイズも可能。あとは商品登録を行い、決済手段を設定すればすぐに店舗開設です。

登録料や月額料金は無料、SNSとの相性も良いと若い層を中心に人気です。費用は商品が売れた際にのみ手数料が発生しますのでコストを重視する方にはとてもおすすめ。その反面デメリットとしては、ECモールと違い集客を自分で行わなければならない点がネックとなります。

次に紹介するのは「Shopify(URL: https://www.shopify.jp/)」。本部がカナダにあり、全世界で170万以上の店舗が利用しているといったグローバル展開が魅力のShopifyですが、14日のトライアル期間があるので、自分に合うスタイルのECパッケージなのかを試したうえで利用を決められるのはうれしい限りです。

初期費用はかからないことや、商品や画像掲載点数に制限がなくカスタマイズテンプレートも豊富である点はメリットですが、サポート体制が弱いことや月額費用がベーシックプランで29ドルかかってくる点をどうとらえるかがポイントです。

最後にご紹介するのは「MakeShop(URL: https://www.makeshop.jp/)」です。MakeShopはショップ売り上げ9年連続No.1のECサイト開設サービスとして歴史が古いECパッケージ。日本の商習慣に合った機能を多数用意しているので、日本国内でEC展開する場合に悩む必要がありません。国内大手企業も多数このMakeShopを利用しており、実績は十分。15日間の無料体験期間があるので、一度機能を体感してみるのも良いでしょう。

デメリットとしては初期費用が11,000円かかることや(55,000円のプランの場合110,000円)、最低プランで月額3,300円の費用がかかるため、出店初期の段階では赤字になってしまう可能性も。また3,300円のプランでは商品点数が100点までしか登録できないので、本格的にショップ運営を行う場合には上位プラン(月額11,000円・50,000円)を選択する必要があります。

以上、内容の異なる3つのECパッケージを紹介してきましたが、興味のあるものはありましたか?

今回紹介したものは無料または無料体験期間があるタイプのものですので、気になるサービスがあればぜひ一度登録して触ってみることをお勧めします!