2022年夏の旅行動向
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2022年の夏、ここ数年のコロナ禍のうっぷんを晴らすべく、夏休みを取って旅行に行きたい!と考えている人も多いでしょう。
すでに予約を取ったという人もいると思いますが、エイチ・アイ・エスがこのほど発表した2022年7月21日~8月31日の夏休みの予約状況からみる旅行動向によると、国内旅行の予約者数は、コロナ禍以前となる2019年の9割弱ほどまで回復、全都道府県のうち約9割で前年の予約者数を上回ったとのこと。国内旅行先トップは「沖縄県」「北海道」「長崎県」が上位を占めています。また海外旅行は、レジャー目的での渡航者が多く占めているものの、いまだ続く減便などの影響もあって、予約者数はコロナ禍以前の19年と比べて約90%減となっています。海外旅行先トップは「ホノルル」「バンコク」「ソウル」が上位を占め「近場でも海外へ行きたい」という想いが感じられる結果となっています。
他にも、リクルートの観光に関する調査・研究および地域振興機関「じゃらんリサーチセンター」が2022年5月に実施した「国内宿泊旅行ニーズ調査」によりと、2022年夏(お盆を除く6月~8月)の旅行については回答の約4割が意欲的であることが明らかとなっています。
なかには、「旅行に行きたいが様子をみている」も含めた国内宿泊旅行について意欲を持つ人は63.4%ということで、コロナ対策をしながらも旅行には行きたい!という想いはあるようです。第7波の到来も懸念されている現在ですが、昨年と比べても規制は緩和されつつあるように感じられ、旅行再開への道は大きく加速すると思われます。
さまざまな製品やサービスの物価上昇にともない財布の紐が堅くなる方も多くなるこの時期、ここ数年旅行を満足にできなかったという方には、多少高いお金を払っても旅行に対して妥協したくない!と感じることでしょう。
今年の夏はコロナ対策を施しながらも旅行を楽しみたいものですね。