「スマートストア」事業開始~ ICTを活用した売店、地域店舗等の活性化&効率的な運営サポート~

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テルウェル東日本株式会社は、新型コロナ禍における非接触ニーズや、小売店舗における効率的運営に対する要望にお応えするため、入店から商品選択、決済までをスマートフォンで完結、購買データを活用した店頭、バックヤード業務の効率化を図る「店舗向けスマート化ソリューション」を軸とする事業を新たにスタートすることとなりました。

非接触型決済、購買データ解析といったICT機能に加えて、店舗開設時のプロデュースから構築、運営支援等も担いつつ、地域に根差した新しいストア展開のサポートを目指していきます。

1.背景と目的

内閣府の発表している「高齢化社会白書」「少子化社会対策白書」によると、日本の少子高齢化率は主要先進国で最も高い水準にあり、特に小売・卸売業は、製造業と並んで産業別労働人口が多い業種となっている(総務省統計局「労働力調査(基本集計)2021年」参照)ことから、労働力不足の深刻化が予想されている現状があります。

また新型コロナウイルスの影響によって、来店客と従業員双方の安心と安全を守るために、人を介さない現場オペレーションや購買行動が求められる一方、オフィスワーカー利用の多い店舗においては、テレワークで来店者数が減少、店舗維持への効率化が急務となっています。

そこで同社は東日本電信電話株式会社と共同で取り組んだスマートストアの実証効果を踏まえ、現在抱える社会課題や環境の変化に対応した、無人でも運営可能な(陳列や清掃は人手により実施)、店舗向けスマート化ソリューションの提供を軸とした事業を開始。人口減少社会、さらにはSDGsに即した社会システムを推進していきます。

2.事業概要

店舗向けスマート化ソリューション「サービス名称:スマートア(SMARTORE)」の提供

(1)「スマートストアアプリ決済」による非接触購買とスタッフ稼働の省力化

スマートフォンアプリによる利用者決済により、レジ稼働を効率化し低コスト運営をサポート

(2)データドリブンによる最適な店舗運営

アプリ購入データに基づく購買解析に加えて、店内設置のAIカメラ映像による解析を組み合わせることで、お客様導線を特定し利用者属性にフィットした商品選定、棚割りの改善、効率化を実施

(3)適正な仕入れによる機会ロス、廃棄ロスの削減

POSデータのみを参考にした仕入数ではなく、過去の来店者数や天候、気温、降水量等の気象データによる来店者予測から商品別購入見込数を導き出すことによって、機会ロスや廃棄ロスの削減を図る

(4)レコメンドによる来店機会の創出

購買データ解析による属性に合った新商品等のレコメンド、在庫一斉値下げによる売切り情報など、アプリを介してプッシュ通知することにより、特定需要者への来店機会創出をサポートします。

スマートストア運営に伴うコンサルティングサービスのご提供

既存運営店舗からの切り替えや、新店舗開設時のプロデュース、構築、運営支援など、既存サービスのオフィスコーディネート事業、清掃事業のノウハウも活かしつつ、スマートストア店舗としてトータルでコーディネート

提供開始時期

2022年7月よりスタート