非接触でも集客できる「無人イベント」で人件費約4割減の大幅カット

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株式会社ビーツは、2022年8月5日(金)、6日(土)にリモート接客システムを活用した「無人イベント」実証実験を大阪、福岡の大手通信キャリアショップで実施しました。リモートスタッフによる声がけで約8割のお客様がイベントに参加するなど、無人でも有人と変わらない集客効果が確認された模様となっています。

実施ステップ


ステップ1

イベントブースにリモート集客用のモニターを設置。別場所にあるスタジオからスタッフ(オペレーター)が店頭をモニタリングしており、スタッフは店舗前を通りかかるお客様に画面越しに声掛けしたり、手を振ったりアピールすることで、イベントブースへの呼び込みを行いました。

ステップ2

イベントブース内では、デジタルクレーンゲーム等のゲームに誘導、ゲーム結果に応じて景品を店内スタッフより配布しました。

実施背景

長引くコロナ禍で、集客イベントの実施にさまざまな配慮が求められるようになりました。また有人イベントにおいては、対面での会話や接触が発生してしまうことから、お客様が抵抗感を感じてしまうケースもあるのが実情です。お客様・運営スタッフどちらも安全にイベントを運用し、非接触でも効率的な集客を行うことができる集客イベントはできないか、といった課題を解決すべく、リモート集客を行うイベントを検討し、その効果を検証しました。

実施結果

1.リモート接客による声掛けで約8割のお客様がイベントに参加、無人でも有人と変わらない集客効果が見られた

イベント参加者のうち約8割がリモートスタッフからのお声がけでイベントに参加。有人スタッフによる呼び込みがなくとも、集客効果があることが分かりました。

2.新規のお客様の参加率が約半数。無人だからこそ集客効果が増すことがわかった

対面の呼び込みでは警戒される場合も多く、イベントに参加いただけないケースもあります。しかし、無人だからこそお客様の心理的ハードルが下がり参加いただきやすくなるという結果に繋がりました。

3.呼び込みスタッフの負担軽減、人件費の削減が可能に人件費4割削減に

イベントスタッフが集客時に長時間立って呼び込みを行うという負担がなくなる以外にも、複数店舗のイベント集客をリモートで同時対応できるため、人件費の削減にも繋がります。また、遠隔地からスキルの高いスタッフがリモート対応することで、キャッチ力の弱い店舗のサポートを行え、効率よく集客効果を高めることが可能となります。

実施概要

実施日:2022年8月5日(金)〜6日(土) 合計2日間 

実施店舗:大阪市内1店舗(リモート機材2か所)、福岡市内1店舗 合計2店舗

使用アトラクション:大阪市内ショップ(ガチャガチャ、デジタルクレーンゲーム)

          福岡市内ショップ(ジャンボガラポン)

使用システム:リモート接客システム「えんかくさん」

リモート接客システム「えんかくさん」とは

複数拠点を同時監視しながら、各拠点と遠隔接客(通話)ができるビーツの自社開発サービス。「えんかくさん」を導入することで、オペレーター(受付・接客スタッフ)は自宅やスタジオに居ながら、店舗等にいるお客様に対して遠隔で接客業務を行うことが可能となります。