リアルとデジタルの融合による未来型小売店スマートストア「たべりば」が8月オープン(トナリエふじみ野)

NEWS 2021/08/20

スマートストアとは、人工知能やIoTを利用し、省力化またや高効率化を図る店舗のこと。店舗に設置したAIカメラによって、購買客が手に取った商品を管理(監視)、専用ゲートや無人レジを通る際にキャッシュレス決済を完了するといった小売りの仕組みです。

このスマートストアの実証実験的な店舗として、埼玉県ふじみ野市にあるショッピングモール「トナリエふじみ野」に2021年8月「たべりば(運営：株式会社はじまりビジネスパートナーズ)」がオープンします。

リアルとデジタルが融合し、地方産品やSDGsを意識した食材をレジ無決済で対応するスマートストアによって、デジタルサイネージのコンテンツ見直しや商品陳列方法の改善に向けたデータ習得を行うことが可能となります。

商品を見た顧客の反応をNTT東日本が提供する「NTT EAT SMART STORE」決済アプリと、CHAINOS JAPAN提供する「AIカメラ画像認識システム」が取得したデータから、コンサルタントが情報分析を行い「売れる商品」を作っていこうとする取り組みが最大の目的となっています。

商品開発サイクル

買い物をする→データ取得→分析→コンサルティング→リニューアル→商品の仕入れ→販促→新たな買い物

「たべりば」における決済手段としては、NTT EAT SMART STOREアプリを利用して商品バーコードをスキャン、クレジットカードや交通系ICカードで決済という非接触型カード決済を実現します。そのためレジが不要となり、店舗運営コストを大幅に減らすことに貢献、未来の小売業のカタチが見えてくるようになります。

スマートストアの実証実験はここ数年数多くの機会が持たれており、遠くない未来には実験段階を終え、実店舗化が実現しそうな勢いです。

＜店舗情報＞

店舗名称：「たべりば」トナリエふじみ野店

オープン日時：2021年8月26日 所在地：埼玉県ふじみ野市うれし野2- 10-87