情報共有はクラウドシステムで!商業施設テナントなど、企業で電子マニュアルなどのオンライン化が加速する

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通信インフラの整備やコロナ禍によるテレワークやリモートワークの増加に伴い、情報共有のカタチはオンライン化が加速しているように感じます。

これまで商業施設のような事業形態において複数の拠点間(たとえば、本店から各支店など)への情報共有は会合型での実施が主流となっていました。このケースは密にコミュニケーションを取りやすいというメリットがある一方、移動コストや時間、紙による資料等の準備などの点から効率性における課題が懸念点として常に存在していました。

しかし、昨今では情報共有を対面からオンラインに切り替え、動画や画像を用いたスタイルをベースに考える企業が増えてきています。

たとえば、丸井では情報共有の効率化やペーパーレス実現のため、「Teachme Biz」というサービスの導入が行われているようです。この「Teachme Biz」とは、株式会社スタディストが提供するクラウド型のマニュアル作成・共有システム。企業のマニュアル作成、管理の効率化を図るためにつくられたソリューションツールとなっています。

マニュアル作成時間の短縮化や人材育成効率化、顧客満足度向上にも効果を発揮していることからユーザー満足度・認知度・利用率などがいずれも2020年3月発表の「マニュアル手順書ツールユーザー満足度調査」において、No.1となった好評価ツールとして評判です。

利用料金は1社月額50,000円(税別)からとリーズナブルなこともあり、JTBやソフトバンク、JAL、イーオン、東急百貨店など業種業界を問わず多くの企業で利用されています。その中で丸井においては、運営するマルイ・マルイモディの全23店舗にて展開する約2,000にものぼるテナントへの情報共有に利用されています。

丸井がこの「Teachme Biz」を導入した背景には、画像や動画、説明文を自由に組み合わせられるコンテンツを作成可能なことで情報が伝わりやくなること、「Teachme Biz」のアプリ内で動画編集が完結する利便性、さらには「いつ」「誰が」閲覧したのか、といった状況確認のしやすさも挙げられているようです。

この「Teachme Biz」を利用することで、丸井としては各テナントとのコミュニケーション効率をさらに高めることを目指しているとのこと。大企業だけでなく中堅・中小企業でも利用できる価格帯でもあり、今後の普及が期待できるクラウドシステムとして非常に注目です!