店舗とデジタルがミックスしたイオンのトータルアプリ「iAEON」
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近年リアル店舗とデジタルの融合に力を入れる商業施設が増えています。特にコロナ禍では、人との接触を避けるために電子マネーやコード決済といった非接触型の支払い手段を利用する人の割合も多くなっており、ユーザーの「利便性向上」「衛生面への配慮」といった観点から、公式アプリにおける電子決済の導入を検討する企業も少なくありません。
その一例として、大型商業施設を全国で展開するイオンでは2021年9月1日よりグループ共通のトータルアプリ「iAEON(アイイオン)」の配信をスタートさせました。
現在、このトータルアプリ「iAEON」内で出来ることとして
- WAON POINTの利用・付与・紹介・交換
- 電子マネー支払い(モバイルWAON)
- コード決済(AEON Pay)
- お気に入り店舗の登録(※一部対象外の店舗あり)
- お気に入り店舗のクーポンやキャンペーン情報の確認
といったものがあります。
ユーザーは、イオングループ各社の情報やサービスを「iAEON」アプリからまとめてチェックすることが可能なほか、イオングループ各社がそれぞれで提供しているアプリとも連携することができ、非常に便利です。これを機にイオングループではさらなる支払い手段の拡充や各グループ会社との連携、機能の追加などを計画しており、アプリの進化が期待されます。
「iAEON」アプリのダウンロード要件
- Android5.0以上、iOS11.0以上のOSに対応
- SIMカード搭載の端末の用意が必要
- SMS受信不可端末はアカウント認証に携帯電話番号を利用するため登録不可
- 050から始まる電話番号では登録不可
コロナの感染拡大によって「リアル店舗での買い物はなるべく短時間で終わらせたい」「できればお会計は非接触・非対面で済ませたい」といったニーズが増える中、あらかじめアプリでお得情報やオススメ商品を知ることが出来たり、スピーディで衛生的な決済ができたりするのは消費者にとって大きなメリット。企業側も「顧客との必要以上の接触を避け、従業員を守ること」や「業務フローの効率化」などを目指すことができます。
デジタルの導入は、顧客・企業・従業員の三者にとってまさに良いことづくしなのです。