株式会社パルグループによるサスティナブルな環境と社会貢献への取り組み~SDGs Tシャツの例~

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近年「SDGs」という言葉が普及していることもあり、環境問題や社会問題の解決に力を入れる企業が増えています。

「SDGs」の中で取り上げられている課題には、貧困や環境、ジェンダー問題などがあり、その解決手段や取り組むプロセスも個人や団体によって様々なものがあります。

そうした中、企業と消費者が解決にむけて共に取り組むプロジェクトの成功例として今回取り上げたいのが、株式会社パルグループホールディングスの「就学支援プログラム

(https://www.palcloset.jp/shared/pc_pal/event/palcloset/2021_pal_pbp2/)」です。

「3COINS」や「NICE CLAUP」といったファッション・生活雑貨などのブランドを展開する株式会社パルグループホールディングスでは、インドのオーガニックコットンを原料としたTシャツを製作し、グループ内の複数のブランドにて発売。その売り上げの一部をインドの綿農家の子どもの就学プログラムに充てることで、発売から6週間でおよそ5.5人の就学支援が可能となりました(2021年8月1日時点)。

50近いブランドを有するパルグループでは、これまで統一した商品を発売することはありませんでしたが、今回のプロジェクトではブランドの垣根を越えて、「コーディネートしやすい」「着回しが出来る」「複数ブランドでも扱える」Tシャツの発売を実現。

活動を通して、開発した商品が「実際に子どもたちの就学支援に結びつくこと」をスタッフ自身が実感できたほか、「顧客とともに価値観を共有できるようになる」といった良い循環が生まれており、まさに企業と顧客が一帯となったサステナビリティ活動のモデル事例と言えるでしょう。

さらにパルグループの各ブランドでは、SNSやECサイトを利用して、スタッフがオーガニックコットンTシャツのコーディネートを提案したり、商品の魅力を発信したりするなどの新たな試みも始まっています。

中には、ブランドの公式SNSで使われていた「#pbpオーガニックコットンT」というハッシュタグを用いて商品をSNSへ投稿する消費者も多く、プロジェクト支援活動の輪はますます広がりつつあるようです。

パルグループでは、この「就学支援プログラム」の最終目標を10人に設定。引き続き目標達成のために、ブランドを超えた活動を行っていくことが発表されており、今後のプロジェクトの行方にも注目したいところです。