「SMARI(スマリ)」を京王線・井の頭線に導入、鉄道を活用した集荷する実証実験を開始！

NEWS 2022/01/07

京王電鉄株式会社は、11月22日から三菱商事株式会社が展開する「SMARI」を鉄道会社として初導入、鉄道を活用して専用ボックスから商品集荷する実証実験を行います。

「SMARI」とは、airClosetやLOCONDといった提携企業のレンタル商品・EC商品をスマリボックスに投函することで伝票記入等の手続きなく、返却・返品をスムーズに行えるサービス。レンタルサービス・ECの成長に合わせて返却・返品ニーズが高まる中、駅を利用するお客様が「SMARI」による返却・返品可能な環境を提供することによって、沿線の利便性向上を図ります。

設置駅は初台駅、幡ヶ谷駅、桜上水駅、八幡山駅(京王リトナード八幡山)、永福町駅(京王リトナード永福町)の5か所となりますが、今回の実証実験では、新宿駅～八幡山駅の下り列車へ積載して配送を行うもので、有効な配送手法の確立につなげる目的があります。

非対面型サービスは、郵便ポスト投函やコンビニの宅配ロッカーなど様々な形で展開されていますが、多くのビジネスパーソンが利用する駅という場所を用いた非対面発送サービスは、毎日通勤する方にとっては大変便利なサービスとなることでしょう。今後は対象商品の拡大も検討されているとのことです。

SMARIサービス概要

利用時間：初電～終電(京王リトナード八幡山は24時間利用可能)

利用方法：

(1)レンタルやECのサービスサイトでQRコードを取得(QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標)

(2)駅に設置しているスマリボックスのモニターにQRコードをかざす

(3)印刷されたラベルを商品に貼り付け、ボックス投函する