5Gって何?どんな影響があるの?

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5Gとは、GHzなど周波数や速度などとよく勘違いされやすいが、Gは「Generation」の略であり、世代を指しています。

昨今使われる「5G」は、「第5世代移動通信システム」を指します。 
※周波数も速度も誤りではないが、捉え方が異なるので注意

分かりやすく世代を代表事象で例えると、

1G → 電話(音声、アナログ方式)
最大速度目安/10kbps

2G → 携帯電話、メール(通信、デジタル方式)
最大速度目安/1Mbps

3G → パソコン(ブラウザ、動画、世界共通デジタル方式)
最大速度目安/100Mbps

4G → スマートフォン(高精細静止画・動画、LTE)
最大速度目安/1Gbps

移動通信の速度はもちろん、使用されるツールやシステムも大きく変革がおきていることが示される。

では、5Gとは何を指すのか?

「超高速通信」「超低遅延技術」「同時多数接続」

これまでの変革同様、これはテキストではなかなか伝わらず体感して始めて感じることだろう。

あえて数字で表現すると、4Gの現在と比較して、1秒における通信速度が100倍になるとされる。

また、回線遅延が大きく改善されることで、オンラインでのやりとりやVR、自動運転など、これまでリアルに行っていたことがオンライン上でもリアルと錯覚するくらい違和感がなくなることが予想される。
同時接続では物流や商流のデータやり取りが大きく変わり、売上や在庫管理などがクラウド上で容易にリアルタイム反映される。

5Gの実装に向けて、商業施設(SC)では実店舗で来店客の動きをデータ化してECなどのインターネット販売と同様に商品提案ができるようになる。
動きは商品を手に取ることのデータ化はもちろん、カメラを使うことで行動分析も実現し、 プロモーションもこれまでと違った手法で行われるだろう。

YouTube「総務省動画チャンネル」にてイメージムービー公開

多彩な分野でのイノベーションが期待でき、生活者にとってあらゆるシーンが変化し、その中で生活に密接する商業施設(SC)では、新たな体験を期待がされている。