「渋谷二丁目17地区市街地再開発事業」新築工事スタート
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東急株式会社と渋谷二丁目17地区再開発組合は、渋谷駅東口エリアにて計画されている「渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業」の新築工事を2021年12月1日よりスタートしました。今のところ開業は2024年上期の予定です。
この事業計画は、渋谷ヒカリエや青山通りに隣接する地上23階の複合施設の整備を行い、渋谷東口エリアに新たな拠点を目指し、渋谷駅周辺の回遊性を高めるのが目的となっています。1階から4階部分は商業機能を配置、広場などの整備で賑わいや憩いを創出し、5階から23階までをハイグレードオフィスとして提供される予定です。
また、この事業は脱炭素に向けてサスティナブルな街づくりを目指したうえで省エネルギー施策を実施、建築物省エネルギー性能評価制度(BELS)の建築物全体評価にて最高ランクである星5つ、「ZEB Oriented」認証を8月31日に取得しています。
ZEB(Net Zero Energy Building)とは、省エネルギーとエネルギー自立によって室内環境の質を維持しながら、エネルギー収支をゼロにすることを目指す建物のこと。ZEB Orientedは中でも延べ面積10,000㎡以上の建物において、年間一次エネルギー消費量を同水準の標準的な建物に比べ40%以上削減し、未評価技術によって更なる省エネを実現した建物に与えられる認証です。
渋谷駅前周辺には高層ビルがここ数年で加速度的に増えており新たな賑わいを見せていますが、渋谷~青山方面への新しいネットワークが誕生することで、更なる渋谷の街の活性化が見込まれます。