スマートデバイス

スマートデバイスの活用メリットと課題

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スマートデバイスとは、スマートフォンやタブレットのような液晶パネルをタッチして操作することのできるデバイスを指します。
ファイルデータの共有や既存の業務システムとの連動により、これまで固定されたPC上で情報管理していたものがWi-Fi環境のもとで、いつでもどこでも気軽に操作ができるという点で、仕事をする上でも様々なメリットをもたらしています。

スマートデバイス導入

小売店では…

POSシステムとの連動によって在庫数をリアルタイムで把握することができます。
本部でデータを一括管理できるため各店舗の在庫状況を把握できること、その結果販売の機会損失を減らすことができること(自店舗にない場合にどこの店舗なら在庫が存在するのか、在庫がない場合いつ入荷するのか、という情報を瞬時にお客様に提示)などをお客様と接しながら行えるといったメリットがあります。


飲食店では…

最近ではファミリーレストランでも各テーブルにスマートデバイスが置かれ、店員が注文を取りに来ること無くお客様自らが注文を行えるところが出てきました。これによって人件費削減はもちろん、ヒューマンエラーの減少にもつながり、業務効率化を図ります。
また、お客様側もストレスなく注文できますし、会計金額もその場で正確に把握できるメリットがあります。

スマートデバイスが普及すると、これまで印刷して管理していた紙でのデータが不要になります(ペーパーレス化)。
画面上で日報管理、販売管理、受発注管理などを行えるので、スタッフ一人一人がスマートデバイスを持ってさえすれば、情報の見える化を実現してくれるわけです。

一方でスマートデバイス導入における課題としては、モバイル端末であることによる機器の紛失や、データの漏洩の危険性、導入に係るコスト、停電や災害などにおけるシステムダウン、使用者のITリテラシー向上などが想定されます。
それぞれの課題に対し、導入企業としてきちんとした対策を講じなければ業務効率どころか負の遺産になりかねません。

各企業および店舗ごとで徹底したリスクマネジメントを行い、現状のコスト把握など、スマートデバイス導入の目的をしっかり把握し、導入前の準備を行っておくことで、スムーズな活用が実現されます。