商業施設でのデジタルサイネージ導入はコンテンツ内容と設置場所が命!

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 これまであまり意識していなかったものの、コロナ禍において、デジタルサイネージが活用されている場面に数多く遭遇していることを痛感します。
 特にコロナの注意喚起においてはデジタルサイネージとの相性が良く、刻一刻と変化する状況下ではコンテンツの内容変更がしやすいデジタルサイネージは効果を発揮しています。

 例えば、コロナ対策(ソーシャルディスタンス、アルコール消毒、手洗い、検温の実施、マスクの使用など)や店舗営業時間の変更、イベントの中止・変更、混雑状況の表示、セール情報・開催期間の告知など、週単位レベルでなく、日または時間単位で変更がしやすいのがデジタルサイネージの特徴でもあります。

 そんなデジタルサイネージですが、設置場所も壁全面を利用した大型ビジョンのものから、エスカレーターや店舗入口に設置される小規模のものまで大小さまざまですが、目的に応じた利用方法が求められます。

 コロナ対策や営業時間変更など、更新性の高いコンテンツは小規模のサイネージのほうが利用者の目に留まりやすく訴求効果が高いです。

 逆に大型のものは音声を用いたインパクトのある広告に適しているため、コロナ関連や営業時間変更等の告知にはあまり向いていません。

 いずれの利用シーンにおいても、目的を持った使い方をしなければコストの無駄遣いになってしまいます。
 デジタルサイネージを効果的に利用するためには、設置場所と内容をセットで考えなければなりません。

施設案内や旬の情報

 エントランスやエレベーターといった訪問者が必ず通る場所に設置するのが効果的です。
 コロナ関連の情報や営業時間情報がこれに当たり、静的なコンテンツが好まれる傾向にあります。

店舗プロモーション

 店舗入口や店内にサイネージを設置することで、店舗内へお客様を引き込む導入ツールとなります。

 動きのあるコンテンツを作成することで、お客様の目を店舗に向けることができれば成功です。

商業施設全体の訴求やイベントプロモーション

 商業施設全体のイメージコンテンツを流すのは大型のサイネージに限ります。

 サウンドを交えつつ買い物を邪魔しないための演出は必要です。後日開催するイベント告知などに効果を発揮します。