商業施設におけるパーキングの現在

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商業施設へ車で来訪する利用者にとって駐車場情報は非常に有用です。

比較的新しくできた商業施設では、駐車場への入場までの満空確認情報取得、駐車場内に入ってからの空きスペース情報がリアルタイムで入手できるシステムが一般的です。

パーキングの空き状況を検知して来訪者を駐車スペースに誘導するものとして、車両通過をレーザー受光機やループコイルなどでカウントするもの、ウェブカメラとネットワークによるクラウドシステム、まねき灯による誘導などがあります。
まねき灯と在車センサーが一緒になった車室管理システムは最近の商業施設ではよく見かけますが、空室時には「青」、在車時には「赤」で識別され、離れた場所からも視認できるのが特徴で、空きスペースがない通路を通過せずに済むので大変便利です。

その他、事前精算により駐車券を入れずともゲートが開くような仕様も一般的となりました。

この仕組みですが、入庫時にナンバープレートをカメラで撮影、データ処理によって文字データとしてデータベースに登録されます。
事前精算の際にはデータ上すでに精算処理済となっているため、ゲート通過時には駐車券を入れずとも自動でゲートが開くようになっています。
この機能によって出庫時の渋滞を緩和する効果がありますが、ナンバープレートによっては認識できないものもあり、その場合には駐車券を入れなければならないこともあるようです。