商業施設におけるSDGsへの取り組み(三井ショッピングパークの例)
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2015年9月、国連持続可能な開発サミットで採択された「持続可能な開発のための2030年アジェンダ」(通称SDGs)。SDGsでは世界中の人が一丸となり持続可能な発展を実現するための重要な指針として、「ジェンダー」「教育」「平和」「環境」といった項目から17の目標が掲げられています。
ここ数年、様々な角度からSDGsを解決するための取り組みがなされる中、商業施設でも努力目標を掲げ積極的なアクションを行う企業が増えてきました。たとえば、三井ショッピングパークでは、SDGsに関連した次のような活動を実施しています(参照URL:https://mitsui-shopping-park.com/lalaport/special/csr_report/)。
&EARTH衣料品支援プロジェクト・サッカー支援プロジェクト
家庭で不要になった衣料品やサッカー用具についてNPO法人を通じ海外の人々へ寄贈
&EARTH災害に負けない知識を学ぼう~防災スタンプラリー~
防災に関する知識が学べるプログラムをスタンプラリー形式で実施
国連難民支援キャンペーン
世界およそ135か国で難民支援を行うUNHCRの活動・支援状況などを紹介
ユニセフ・マンスリーサポーター募集キャンペーン
ユニセフが約190か国と地域で実施する子供の命と成長を支える活動の紹介や継続的な募金プログラムへの参加者募集キャンペーン
CO2削減/ライトダウンキャンペーン(環境)
夏至と7月7日(クールアース・デー)に地球温暖化対策として施設照明の一部を消灯
クールシェア/ウォームシェア
クールシェアスポット・ウォームシェアスポットとして登録し、家庭の冷暖房を止めて施設で快適に過ごしてもらう取り組み
&EARTH DAY
三井の森の間伐材を使用した楽器作りやイベントの開催
スマートライフプロジェクト 学ぼう遊ぼうCool Choiceひろば
持続可能な暮らしに関する知恵や知識に関するイベントの開催
近隣清掃
周辺地域の清掃活動を行い、コミュニティの環境維持や保全に協力
盲導犬ふれあいキャンペーン
盲導犬への理解を深め、盲導犬の育成・接し方を紹介するイベントの開催
献血活動
施設内に献血者の設置
今回は三井ショッピングパークの取り組みについて取り上げましたが、他にも防災訓練や健康推進活動などをSDGsの取り組みとして掲げている商業施設もあり、SDGsの活動そのものに企業の独自性や社会問題に対する考え方が大きく反映されているのが伺えます。